大学見学会を開催(10/17)「ぎふ理系はばたき応援プロジェクト」(山県市立伊自良中学校)
2025/12/03報告
2025年10月17日(金)、「ぎふ理系はばたき応援プロジェクト」(主催:岐阜大学男女共同参画推進室)の取組として、山県市立伊自良中学校1年生(24名)を対象に大学見学会を開催しました。
スクールバスで岐阜大学に到着した生徒たちは、岐阜大学で学ぶことができる分野や大学生活などについて、大藪千穂副学長(男女共同参画推進室長)から説明を受けました。
次に、農学系と工学系の研究科に在籍する女子大学院生2名が、これまでの進路選択の経験や現在取り組んでいる研究の内容、岐阜大学での大学生活について語りました。
続いて、当室の落合絵美助教が「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」についてセミナーを行い、性別や進路に関する"思い込み"にとらわれずに多様な選択肢を知ることの大切さについて話しました。
次に、生徒たちはフィールド科学教育研究センターに移動し、センター内の養鶏場、牛舎、畑、食品加工場、スマート農業ハウスを見学しました。大場センター長の解説を聴きながら地球温暖化や社会情勢の変化が私たちの食卓に及ぼす影響や持続可能な食料生産技術について理解を深めました。
その後、大学食堂での昼食をはさんで、午後は橋本操准教授(教育学部)による災害アーカイブを活用したワークショップに参加しました。はじめにGIS(地理情報システム)とは何かについて説明を受けたあと、生徒たちはタブレット端末を活用しながら「災害アーカイブぎふ」のデータベースにアクセスし、自分たちが暮らす地域で過去に発生した災害記録について写真を確認しながら学びました。
参加者アンケートでは、「多様な進路について知ることができた」「大学院生の話を聴くことができてよかった」などの感想が寄せられました。
女子大学院生による進路選択トーク
フィールド科学教育研究センターの見学
地域の災害記録を確認する中学生
